この記事でわかること
- 最初の分割キーボードにCORNIX LPを選んだ理由
- CORNIX LPを実際に使った打鍵感・使い心地
- 40%配列・ロープロファイルの慣れ具合
- テンティング機能で姿勢がどう変わるか
- Bluetooth接続の安定性とラグ
- 価格に対するコスパの判断
はじめに
最近、分割キーボードを試してみたいと思っている人が増えているのを感じます。自分もRainy75 Pro LUNAを使いながら、「もう少し姿勢が楽になるキーボードはないか」「話題の分割キーボードってどんな感じなんだろう」と気になり続けていました。
そんなときに出会ったのが、最近話題のCORNIX LP。40%・無線・ロープロファイルの分割キーボードで、アルミCNC筐体の高級感とテンティング機能を備えた一台です。実際に使い始めて感じたのは、打鍵感の良さと姿勢が楽になる効果、そして所有欲を満たしてくれる満足感。一方で、40%配列+縦配列への慣れには時間がかかりそうというのも正直な実感です。同じく分割キーボードに興味を持っている人に向けて、リアルな使用感をシェアします。
分割キーボードに興味を持つ「タイミング」
通常のキーボードを使い込んでいると、こんな悩みが出てきます。
- 肩が内側に閉じている感覚で、長時間タイピングすると姿勢がしんどい
- 手首の角度が不自然で疲れる
- もっと自分にフィットした入力環境にしたい
- カスタムメカニカル界隈で分割キーボードが流行ってるのが気になる
これを解消する選択肢は主に3つあります。
- エルゴノミクスデザインの一体型キーボードに変える(取っ付きやすい)
- 左右分割キーボードを導入する(姿勢の自由度が一気に上がる)
- テンティング対応の分割キーボードにする(角度まで含めて最適化)
「せっかく試すなら、姿勢の自由度を一気に上げたい」人にハマるのが、3のテンティング対応分割キーボード。CORNIX LPはその選択肢の中でも、アルミ筐体・無線・ロープロファイルまで揃った人気モデルです。
なぜ「CORNIX LP」「黒」「PBTキーキャップ」を選んだか
選ぶときに迷ったので、判断の流れを共有します。
一番の理由:最近話題になっていたから
正直に言うと、最近話題になっていたのがいちばんのきっかけでした。分割キーボードを試してみたい気持ちはずっとあって、調べているうちにCORNIX LPの存在を知り、デザインも仕様も自分好みだったのでこれに決めました。
比較した候補:Orca Echo
実はもう一つOrca Echoも気になっていたのですが、まだ発売されていなかったので今回はCORNIX LPに決定。タイミング的にもちょうど良かったです。
色は黒:在庫があったから
色選びは正直シンプルで、在庫があったのが黒だったから。ただ結果的にこれが大正解で、アルミ筐体の質感がぐっと引き立つ仕上がりになりました。
キーキャップ:透明ではない方をチョイス
LCK透明とLAK PBTの選択肢があり、PBTキーキャップ(不透明タイプ)を選択。落ち着いた質感で、デスク全体の雰囲気にも合わせやすいです。
運用:Rainy75との併用
Rainy75を完全に置き換えるのではなく、併用スタイルでスタート。40%配列にはまだ慣れが必要なので、用途で使い分けるのが現実的でした。
CORNIX LP ってどんなキーボード?
今回購入したのは、JezailFunder製のCORNIX LP(Meteor Black)です。
- 40% / 3×6配列の無線分割キーボード
- CNC加工アルミ筐体(サンドブラスト陽極処理)
- Kailh Choc V2 spring mini ロープロファイルスイッチ
- Bluetooth + 有線両対応
- VIAL対応でキーマップ自由
- テンティング角度3段階(10° / 18° / 25°)
- 収納ポーチ付属
foostan氏設計のCorneにインスパイアされた一台で、コンパクトさ・無線・ロープロファイルまで揃ったかなり攻めた構成になっています。
実際に使って感じた効果
1. アルミ筐体の高級感がしっかり所有欲を満たす
実物を見て最初に感じたのは、「シンプルだけど映える」ということ。アルミCNC筐体の質感はかなり高級感があり、デスクに置いてあるだけで気分が上がります。
黒の色味も落ち着いていて、過去に揃えてきたCerakey V3 Matte WhiteやFaluberの漆塗りリストレストとも雰囲気を壊しません。所有欲がしっかり満たされるのは、ガジェット好きにとってかなり大事なポイントです。
2. Kailh Choc V2 spring miniの打鍵感が想像以上に良い
Kailhというだけあって、スイッチの完成度はかなり高いです。しっかりとした打鍵感があり、つい打ちたくなる気持ち良さがあります。
Rainy75の打鍵感とは打って変わって、ロープロファイルならではのショートストローク。指の移動が少ないぶん、慣れれば入力が早くなりそうな手応えがあります。
3. 打鍵音は静かなのに気持ちいい
これも嬉しい誤算でした。全体的にかなり静かで、それでいて底つきしたときのカチカチ音が心地よく、タイピングが進みます。コトコト感とは違う、コンパクトでクリスプな音で、これはこれでクセになる感じです。
4. テンティング18°で姿勢がはっきり楽になる
これがいちばん大きな発見でした。テンティング機能を18度で使用していますが、手首と肩の角度が自然になって、姿勢がはっきり楽になります。
今までテンティングという概念すら知らなかったのですが、一度使うと「これがないキーボードに戻れるのか…?」と思うレベル。長時間タイピングする人ほど効果を実感できると思います。
5. VIALでのキーマップカスタムが想像以上に楽しい
40%配列なので、レイヤーを切り替えながら入力する必要があります。最初は「覚えるの大変そう」と思っていたのですが、自分の使いやすいように配列やレイヤーを設定する作業が、思っていたよりかなり楽しいです。
スペースキーの位置を変えたり、英数入力とかな入力を一発で切り替えられるようにカスタムしたり、少しずつ自分仕様に育てていく感覚があります。
気になった点・注意点
1. 40%配列 + 縦配列はかなり慣れが必要
これは正直に書いておきます。40%配列+縦配列(カラムスタッガード)にはかなり慣れが必要です。
普通のキーボードからの移行だと、最初は本当に手が迷います。数字や記号もレイヤー切り替えで入力する必要があり、現状自分も数字や記号はほぼ初期設定のままで使っているのが正直なところ。
根気強く慣らしていく覚悟は必要です。
2. Bluetoothのスリープ復帰に少しラグがある
接続が切れることは今のところ一度もないので、安定性は十分。ただし、スリープ状態から入力を始めるまでに体感5秒ほどラグを感じます。
Rainy75と比べると明らかに遅く、ちょっとした打ち始めの待ちがストレスになる場面もあります。これは少し改善してほしいポイント。
3. 数字・記号入力には覚悟が必要
40%配列の宿命ですが、レイヤーを覚えるまでは入力速度がガクッと落ちます。仕事で大量に数字や記号を入力する人は、最初の数週間〜数か月はストレスを感じるかもしれません。
こんな人におすすめ
このキーボードは、こんな悩みを持つ人に特に向いています。
- 分割キーボードに興味があるけど、最初の一台で迷っている人
- テンティングで姿勢を楽にしたい人
- ロープロファイルで軽快に打ちたい人
- アルミ筐体の高級感を重視したい人
- 無線+VIAL対応でカスタム性も欲しい人
- カスタム作業を楽しめる人
逆に、今すぐ実用速度で使いたい人や、数字・記号を大量に入力する仕事の人には、慣れの時間が必要な点で覚悟が必要かもしれません。
価格に対する満足度
正直、分割キーボードとしては安くはありません。でも、
- アルミCNC筐体の高級感
- テンティング対応の姿勢の楽さ
- Kailh Choc V2 spring miniの打鍵感
- 無線・VIAL対応の自由度
- 収納ポーチ付きの携帯性
これだけ揃って、所有欲もしっかり満たしてくれることを考えると、コスパはかなり高いと感じています。値段以上の満足度がある一台です。
まとめ|分割キーボードに興味がある人にこそ試してほしい
最近話題になっている分割キーボードは、興味はあっても踏み切れない人が多いジャンルだと思います。自分も導入してすぐは「慣れるまでが大変そう…」と感じましたが、テンティングで姿勢が楽になる体験や、自分仕様にカスタムしていく楽しさは、想像以上に大きな価値でした。
CORNIX LPは、
- アルミ筐体の高級感で所有欲が満たされる
- 打鍵感・打鍵音が想像以上に気持ちいい
- テンティングで姿勢が楽になる
- VIALでのカスタムが楽しい
- 無線・有線両対応で取り回しが良い
という意味で、分割キーボードに興味がある人の「最初の一台」に向いている解決策だと感じています。慣れには時間がかかりますが、根気強く付き合っていけば、自分専用の最高の入力環境に育っていくはず。
「分割キーボード、ずっと気になってる」という人がいたら、CORNIX LPはかなり有力な選択肢になると思います。


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