ASUS TUF Gaming A15(RTX 4060)レビュー ベンチマーク測定

ガジェット紹介

ゲームもブログも快適にこなす“ちょうどいい”相棒

はじめに:ゲーム目的で買ったけど、ブログ執筆にも活躍中

「ちょっとしたゲームができればいいかな」と思って選んだASUS TUF Gaming A15(RTX 4060搭載モデル)。
ゲーミングノートとしては手頃な価格帯ながら、グラフィック性能も十分で、見た目も好みだったので購入を決めました。
実際に使ってみると、ゲームだけでなくブログ執筆や日常作業にもかなり快適。
今では、作業用PCとしてもすっかり“相棒”のような存在になっています。
据え置き中心の運用ですが、たまに持ち運ぶこともあり、リュックに入れてもそこまで負担には感じません。
ゲームも作業も両立できるこのPCの魅力を、実際の使用感を交えてレビューしていきます。

外観とサイズ感

ASUS TUF Gaming A15は、見た目からして“タフ”な印象。私が購入したのは「メカグレー」カラーで、TUFシリーズらしいミリタリー感をより一層引き立ててくれます。天板は金属製で、触れるとひんやりとした質感があり、見た目にも手触りにも“頑丈さ”を感じられる仕上がり。こういう無骨な造りって、男心をくすぐるんですよね。

本体天板の質感


ロゴの主張も控えめで、外で使っても違和感なし。個人的には「道具としての信頼感」が漂うデザインで、長く使っていけそうな安心感があります。
サイズは15.6インチ、重量は約2.2kg。ゲーミングノートとしては標準的な重さですが、軽量モデルと比べるとやはりズシッとした存在感はあります。とはいえ、リュックに入れて持ち運ぶことも可能で、背負ってしまえばそこまで負担には感じません。私は基本的に据え置きで使っていますが、たまに外出先で作業したいときにも問題なく対応できています。
厚みはややありますが、端子類がしっかり搭載されていることを考えれば納得の設計。全体的に「頑丈さと実用性を両立したデザイン」という印象です。

左側面の端子類

反対側には1つだけUSBポートがあります。

キーボードの使い心地|テンキー&ライティング機能付き

キーボードの見た目とWASDのキーの色の違い

ASUS TUF Gaming A15のキーボードは、テンキー付きのフルサイズ仕様。数字入力やショートカット操作が多い作業では、やはりテンキーの存在がありがたいです。ブログ執筆や表作成などでも効率が上がり、作業用PCとしても十分に活躍してくれます。
打鍵感はしっかりしていて、安いキーボードにありがちな“ペコペコ感”はありません。押したときの感触がちゃんとあるので、タイピングしていても安っぽさを感じることはなく、むしろ「ちゃんと作り込まれてるな」と思える仕上がりです。
そして、ゲーミングノートらしいポイントとして、キーボードのライティング機能も搭載されています。ゲームで頻繁に使う「WASDキー」は他のキーとは色が異なり、クリアなデザインで視認性も抜群。ライティングは専用ソフトからパターンや光の強さを細かく調整できるので、好みに合わせてカスタマイズ可能です。
作業にもゲームにも対応できるバランスの取れたキーボードで、見た目の楽しさと実用性を兼ね備えた仕上がりになっています。

Armoury Crateの「クイック起動」設定画面。パフォーマンスモードやカラー調整など、細かいカスタマイズが可能。

スペック紹介:RTX 4060搭載でゲームも作業も快適

私が購入したモデルの主なスペックは以下の通り:

  • CPU:AMD Ryzen 7 7735HS
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU
  • メモリ:16GB(DDR5)
  • ストレージ:512GB SSD
  • ディスプレイ:15.6インチ FHD(1920×1080)144Hz
  • OS:Windows 11 Home

この構成なら、ブログ執筆や画像編集はもちろん、ちょっとしたゲームも余裕でこなせます。
特にRTX 4060の恩恵は大きく、FPS系のタイトルでも中〜高設定で安定した描画が可能。
144Hzの高リフレッシュレートも相まって、動きの滑らかさはかなり快適です。

実際に「モンスターハンターライズ」のベンチマークを試してみたところ、スコアは16879、平均フレームレートは98.93fpsという結果に。
これなら“それなりにゲームができる”どころか、かなり快適にプレイできるレベルだと思います。

モンハンライズのベンチマーク結果。スコア16879、平均98.93fpsで高設定でも快適に動作。

価格面では、私が購入したときは楽天で163,086円(税込)でしたが、現在は少し値下がりして151,580円(税込)で販売されているのを確認しました(2025年9月時点)。
このスペックでこの価格なら、コスパはかなり良好だと思います。

Armoury Crateではキーボードのライティング設定に加え、モード切替やGPUの稼働率・温度の確認も可能。
細かい管理機能があるのも、ゲーミングノートならではの魅力です。

実際にゲームプレイしてみた|CODBO6の動作検証

「Call of Duty: Black Ops 6(CODBO6)」を、狭めのマップ「ニュークタウン」でプレイしてみました。
グラフィック設定は特にいじっておらず、基本的には高設定のまま。描画は滑らかで、プレイ中もストレスなく快適に動作しました。

プレイ中のCPU稼働率は一時的に100%に達しましたが、GPU側にはまだ余裕がありそうな挙動。
温度も過負荷というほどではなく、冷却性能がしっかり効いている印象です。
このあたりは、Armoury Crateでリアルタイムに稼働率や温度を確認できるのも安心材料のひとつ。

CODBO6プレイ中の画面とArmoury Crateによる稼働状況のモニタリング。ASUS TUF Gaming A15での実測データを確認できる。

画質が荒くなって分かりにくいですがGPU稼働率65%GPU温度65℃と比較的余裕はあります。    今回のマッチは6対6でプレイヤーが多いところで撃合いをしたときは80%前後まで上がりますがそれでもプレイに支障が出ることはないので気にするほどでもないのかなといった印象です。

ゲーム時は「ターボモード」に切り替えることで、最大性能を引き出せます。
ファン音はそれなりに出ますが、イヤホンを使えば気にならず、没入感のあるプレイが可能です。

「見た目だけじゃなく、ちゃんと使えるゲーミングノートだな」と実感できる、頼れる一台です。

まとめ

ASUS TUF Gaming A15(RTX 4060搭載モデル)は、ゲーミングノートとしての性能をしっかり備えつつ、ブログ執筆や日常作業にも快適に使える万能型の一台でした。

  • ミリタリー感のある無骨なデザインは、見た目にも手触りにも“タフ”な印象
  • テンキー付きキーボードは打鍵感も良好で、ライティングやWASDキーの視認性も◎
  • RTX 4060+Ryzen 7の構成で、ゲームも作業もサクサク動作
  • 専用ソフトでモード切替やGPUモニタリングも可能。実際のプレイでも安定性を実感

「ゲーミングノート=ゲーム専用機」というイメージをいい意味で裏切ってくれる、作業にも使える頼れる相棒。
価格とのバランスも良く、据え置き中心の運用でも満足度は高いです。

ゲームもブログも、どちらも妥協したくない人には、かなり“ちょうどいい”選択肢だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました